生落花生は2種類ある!茹で用生落花生&焙煎用生落花生の違い。

目次

生落花生は2種類ある!

生落花生は実は2つの状態があります。それは、「掘ったばかりの生落花生」と「それを乾燥させた生落花生」です。用途によって使う生落花生が違います。

掘りたて生落花生とは

ゆで落花生用の掘りたて生落花生のお取り寄せ_おおまさり

収穫したばかりで水分の多い瑞々しい落花生。主に茹で落花生用。8月中旬ごろから10月末頃までの期間にだけ手に入れることができます。

掘りたて生落花生の茹で方はこちら

乾燥生落花生とは

焙煎落花生用の乾燥生落花生のお取り寄せ。千葉半立

前述の掘りたて生落花生を乾燥させた生落花生。主に焙煎落花生用。他にも油で揚げたり、ピーナッツバターや豆菓子などにもします。

乾燥生落花生の煎り方はこちら

生落花生の違い早見表

掘りたて生落花生乾燥生落花生
水分量多い。瑞々しい。少ない。乾燥している
主な用途茹で落花生焙煎落花生、
バターピーナッツ、
ピーナッツバター、
豆菓子など
保存性すぐに茹でてから冷凍保存。冷蔵庫で1年以上保存できます。
入手可能な時期8月中旬~10月末頃のみいつでも

落花生の保存について、詳しくはこちら

生落花生のお取り寄せ

掘りたて生落花生おおまさり。ゆで落花生用

掘りたて生落花生

主に茹で落花生用、8~10月ごろの期間限定品。おおまさりという巨大な落花生をお取り寄せできます。

生落花生。乾燥なま落花生

乾燥生落花生

主に焙煎したり煮物にする用。千葉半立という高級品種など品種別に取り揃えています。

乾燥生落花生から茹で落花生は作れないの?

作れますがちょっと工夫が必要です!乾燥している分、事前に水に漬けて柔らかくしておき、茹でる時間は長くしましょう。

【レシピ】乾燥生落花生で茹で落花生を作る方法。

【材料】

  • 乾燥生落花生・・・・・・・・・・350g
  • 水・・・・・・・・・・・・・・1.5L
  • 塩・・・・・・・・・・・・・・30~35g (量はお好みで)

【作り方】

  1. 1~2日ほど水に浸して柔らかくします。夏場は冷蔵庫で。
  2. 鍋に材料を全て入れます。火にかけ蓋をして強火で沸騰させます。
  3. 沸騰したら弱火にして約50~60分程度茹でる。
  4. 火をとめて10~15分程度置いたあとザルにあけて完成!
食べきれない分は冷凍して長期保存!食べるときにレンジで解凍しよう。

収穫した生落花生、茹でないなら乾燥させよう。

落花生を栽培している方へ、生落花生の収穫後の流れを略図にしました。一言でまとめると「茹で落花生にしないなら乾燥させて保存」しましょう。

生落花生の収穫後の流れ
乾燥させれば保存性がUP!来年に種としても使えます。

落花生の乾燥については落花生乾燥の省力化|獣害、雨の影響、作業量を減らすハウス乾燥をご覧ください。

生落花生の関連情報

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

落花生専門店の鈴市は千葉県木更津市にお店を開いて140年以上。
落花生の栽培・製造・販売まで、落花生作りの現場からリアルな一次情報を魅力たっぷりにお届けします!

目次