節分の豆撒き、あなたは大豆派?落花生派?
2月3日は「鬼は外~!福は内~!」の節分です。そこで質問!あなたが節分で使うその豆は何ですか?
「え、当然大豆でしょ?」
「え、当然落花生でしょ?」
実は節分の豆撒きに使う豆は地域によって違うんです。どの地域が大豆派でどこが落花生派なのか。そもそもなんで節分に落花生をまくのか?落花生は大豆に比べて何がいいの?節分に落花生をお勧めするのにはちゃんとした理由があるんです!
北海道、東北では落花生をまくのが習慣
大豆を使うのがあたりまえだった方には新鮮かもしれませんが、北海道や東北地方、また九州や関東の一部では節分には落花生が習慣となっています。それらの地域ではむしろ大豆の方が少数派。
逆にそれ以外の地域は大豆が多め。関東と東北の境目くらいが大豆vs落花生の境界線のようです。当店のお客様も節分用として落花生を購入される方は北の方角の方が多い印象ですね。
ちなみに落花生生産量日本一の千葉県は大豆派です。でも大豆生産量が多い北海道と東北は落花生派です。生産量と節分につかう豆の逆転現象が起きているのは面白いですね。
意外に合理的?節分に落花生がオススメな2つの理由。
上記であげた地域では「豆撒き=落花生」が以前からの習慣となっていますが、それ以外の地域でも節分に落花生をオススメしたい理由があります。それは
- 大きくて見つけやすい、拾いやすい、後片付けが楽
- 殻に包まれているので中身は衛生的で安心
という性質が落花生にはあるからです。これ言われてみると結構いいかも!って思いませんか?
節分の豆撒きは後片付けが面倒ですよね。家具の隙間に入っていたり、いろんなところに飛び散っていて小さいから見つけるのも大変。箒で一気にとったらホコリも一緒にとれちゃう。そして頑張って拾った後は食べるわけですけど、みんなが踏んでいる床についた豆と考えると少し心配かも・・・。
でも落花生は大きくて見つけやすいし手で拾える、なにより中身は殻に守られて衛生的!メリットたっぷりの落花生の豆撒き、やったことない方は一度試してみてはいかがでしょうか?(ただし落花生は大豆より大きいので本気で投げたら結構痛いです。鬼さん役は頑張って下さい笑)
節分の豆撒きに最適な殻付き落花生は?
焙煎殻付き落花生「千葉半立」
千葉半立は殻がとっても丈夫。中の実をしっかり包んで守ってくれるので最後に食べる時まで安心です。そして千葉半立は落花生の中でも一番おいしい最高級品種、食べたことないような濃厚な味わいにきっと驚かれるはずです。豆撒きはもちろん豆を食べる時もきっと楽しい時間を過ごせるでしょう。
【訳あり品】はねだし落花生
正規品の半額近くお手ごろなはねだし落花生は節分の豆撒き用として気兼ねなく使えます。訳ありと言っても主に見た目の理由(殻が黒い・割れているなど)ではね出された豆。しかも元々は千葉県産の落花生からはね出した豆なので、美味しい味が格安でしっかり楽しめる殻付き落花生です。家庭用の節分豆としてオススメです。
焙煎殻付き落花生「中手豊」
節分用に量は欲しいけど価格は抑えたいという企業や団体様に人気の品種です。はねだしと違い殻もしっかりしていて、やや大粒であっさり味の美味しい落花生です。
焙煎殻付き落花生「Qなっつ」
2018年デビューの新品種「Qなっつ」!!殻の色も綺麗で、分かりやすいはっきりとした甘みがあります。pナッツの一歩先のQナッツの美味しさをお試しください。
節分豆が余ったら最適な保存方法を!
最近では恵方巻を食べておしまいのご家庭も多そうですね。恵方巻と比べると落花生は乾燥しているので保存性が高いというメリットがあります。もし節分の豆があまってしまったら、こちらの落花生の保存についてまとめたページをご覧ください。落花生を美味しく保存して長く楽しみましょう^^
P.S.
落花生屋で育った現社長は節分の日に外出して夜帰宅したら自分の部屋だけ床一面落花生まみれだったことがあります。(家族に勝手に豆まかれたけど後片付けはしてくれなかった。。。)